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16- D- 0846 201 6 年 12 月 28 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
株式会社デ
ィ
ス
コ
(証券コード:6146)【変更】
長期発行体格付 A+ → AA− 格付の見通し ポジティブ → 安定的 ■ 格付事由
(1) 「切る・削る・磨く」の 3 分野に特化する半導体製造装置メーカー。ダイシングソー、グラインダ、ポリ ッシャといった精密加工装置と、これらの装置に装着し切削工具として使用される精密加工ツール(消耗 品)の双方で圧倒的なシェアを握る。顧客から持ち込まれる様々な素材のテストカットなどを通じて顧客 ニーズに応えており、精密加工装置と精密加工ツールの最適な組み合わせ・加工方法を顧客に提供できる 点が強みである。また、これらを通じて顧客の囲い込みも実現している。
(2) 「切る・削る・磨く」の 3 分野で強固な事業基盤を構築している。消耗品を手掛けることもあり、半導体 製造装置メーカーとしては業績に安定感がある。装置稼働台数の累積的な増加などを背景に、消耗品の拡 販が進んでいるほか、メンテナンス・パーツビジネスも拡大の方向にある。また、事業化に成功したレー ザソーの販売もおおむね堅調に推移している。中長期的に捉えると、売上高の趨勢的な成長が持続してお り、16/ 3 期は過去最高の営業利益を 2 期連続で更新した。「切る・削る・磨く」の事業機会が着実に増す 中、17/ 3 期も高水準の営業利益が想定される。財務面では、自己資本比率が 16/ 3 期末に初めて 80%を超 えるなど、財務基盤の強化が一段と進んでいる。以上を踏まえ、格付を 1 ノッチ引き上げ、見通しを安定 的とした。
(3) 16/ 3 期営業利益は303 億円(前期比13. 4%増)と4 期連続の増益となり、売上高営業利益率は2 期連続 で 20%を超えた。スマートフォンなどモバイル機器の需要拡大に関連した投資意欲が旺盛で、メモリ向 けなどでグラインダの販売が伸びた。また、消耗品の販売も引き続き好調だった。一方、17/ 3 期は上半 期を中心に円高のマイナス影響を受けたこともあり、会社予想の営業利益は 254 億円となっている。ただ、 保守的な前提為替レートなどを踏まえると、上振れ余地があり、引き続き高水準の営業利益が予想される。 また、18/ 3 期も良好な市場環境が想定されている。
(4) 17/ 3 期第 2四半期末の自己資本比率は 81.6%と高水準であり、実質無借金も継続的に維持されている。 また、安定した期間利益の積み上げなどにより自己資本の拡充が進んでいるほか、手元流動性の厚みも増 している。桑畑工場の拡張投資で向こう数年の設備投資は比較的高水準となる見通しだが、キャッシュフ ロー創出力の向上で吸収可能とみられる。18/ 3 期末には無借金も視野に入っている。
(担当)涛岡 由典・関口 博昭 ■ 格付対象
発行体:株式会社ディスコ 【変更】
対象 格付 見通し
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 12 月 22 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:涛岡 由典
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「電機」(2011 年 7 月 13 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 株式会社ディスコ
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■ 本件に関するお問い合わせ先